新型コロナウイルスの拡大防止と政府方針を受け、臨時休館していた渋谷区内の映画館が再開します。映画監督の深田晃司・濱口竜介が発起人となって有志で立ち上げたプロジェクト「ミニシアター・エイド(Mini-Theater AID)基金」に参加した映画ファンにとっては、とてもうれしいニュースです。ネット配信にはない臨場感と閉鎖感にわくわくしますが、マスクの着用や体調管理をしっかりした上でぜひ足を運びましょう! お出かけの際は、映画館の公式サイトで注意事項等をチェックをお忘れなく。
ユーロスペース【6月1日(月)再開予定】
2017年に公開されたフィンランドの名匠アキ・カウリスマキ『希望のかなた』の特別上映が決定。本作は、世界が忘れかけている“当たり前”の人間性を、辛辣なユーモアと無償の優しさをもって描いたヒューマンドラマ。世知辛い今だからこそ、微かな希望を与えてくれる本作を鑑賞したい。
※飛沫感染防止のため、館内ではマスク必須。なお、未着用の場合は窓口にてマスク(1枚50円)を購入。検温で37.5度以上の場合は入場不可。また、4月8日(水)~5月31日(金)の休館に伴い、有効期限が2020年4月末から2021年4月末までの会員は、有効期限を2か月延長。
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アップリンク渋谷【6月1日(月)再開予定】
6月1日(月)の劇場再開初日にアップリンク配給傑作選として『リアリティのダンス』、『エンドレス・ポエトリー』、『ホドロフスキーのDUNE』を一律500円の鑑賞料金にて上映決定。
※飛沫感染防止のため、館内ではマスク必須。なお、未着用の場合は窓口にてマスクを購入。接触感染・飛沫防止のため、オンラインでの購入およびQRコードでの発券、キャッシュレス決済を推奨。体調不良で、来場できない場合は、当面の間チケットの払い戻し可能(上映後の払い戻しは対象外)。
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シアター・イメージフォーラム【6月1日(月)再開予定】
休館直前に上映していた『娘は戦場で生まれた』、『ダンシング・ホームレス』、『コロンバス』、『グリーン・ライ エコの嘘』は6月1日(月)から上映再開。また、ベルリン金熊賞史上、最も議論を呼んだ問題作『タッチ・ミー・ノット ローラと秘密のカウンセリング』は7月4日(土)から上映する。
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ホワイトシネクイント【6月1日(月)再開予定】
シネクイント【6月5日(金)再開予定】
シネクイントでは、4月3日から公開予定だったジム・ジャームッシュの最新作『デッド・ドント・ダイ』を公開。
※飛沫感染防止のため、館内ではマスク必須。なお、未着用の場合は窓口にてマスクを購入。1席ずつ間隔を空けて座席指定券を販売。
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渋谷TOEI【6月1日(月)再開予定】
能年玲奈こと“のん”が、同名義で初めて出演する映画『星屑の町』を上映。本作は、地方回りの売れないムード歌謡コーラスグループ「山田修とハローナイツ」の悲哀を描いた人気舞台の映画版。
※飛沫感染防止のため、館内ではマスク必須。劇場入場口にて検温し、37.5度以上の場合は入場不可。当面の間、座席間隔を空けてチケット販売。なお、先行販売は中止になり、鑑賞日当日のみの販売となる。
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ヒューマントラストシネマ渋谷【6月5日(金)再開予定】
NY国際インディペンデントフィルム&ビデオ・フェスティバル2004観客賞受賞した『ザ・ルーム』が日本初上陸。史上最も愛された“駄作”だといい、2017年公開されたジェームズ・フランコ監督作『ディザスター・アーティスト』の元ネタになっている。
※飛沫感染防止のため、館内ではマスク必須。 座席は間隔を1席ずつ空け販売(購入不可の座席は、オンラインチケット予約 座席の選択上では「購入済み(購入不可)」の表示となる)。 また、チケットを購入済みで体調不良の場合は、チケットの払い戻しが可能。
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シネマヴェーラ【6月6日(土)再開予定】
6月6日(土)~7月3日(金)まで「ヒッチコック監督特集」を上映する。4月25日(土)~5月29日(金)に上映を予定していた「ヒッチコック監督特集」と同様の作品。
※飛沫感染防止のため、館内ではマスク必須。チケット販売数は定員の半数の70番までで、座席は1席ずつ間隔をあけて着席。
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