近頃、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、公共施設のハンドドライヤーが使用不可になり、ハンカチやタオルの登場回数が増えているのでは。これからやってくるジメっと汗ばむ季節も、お気に入りのハンカチをバッグに忍ばせていれば自ずと気分も上がるはず。それに、ベンチに腰を掛ける時や、飲み物をこぼした際、サッとハンカチを差し出せる人ってなんだかスマートですよね。意外と見られているし、ちょっとしたお礼としても便利なアイテムだからこそセンスを見せつけたいところ。
そこで今回は、スタイリングのアクセントになるものから実用品まで、ハンカチ&タオル5品を紹介します!
Kinloch(キンロック)
2013年にスタートした「Kinloch」は、スコットランド人とイタリア人の両親を持ち、イタリア育ったマルコ・キンロックのブランド。キンロックが書き起こした動物や鳥、魚、風景や生活をモチーフにしたユニークなデザインは、世界からも高い評価を得ており、大手セレクトショップなどでも取り扱いが始まっています。
一辺が約47センチというサイズのため、ハンカチとしてだけでなく、ポケットチーフやバンダナ、スカーフとしても使用可能。また、ナイスな柄が目を引くものの、品質にも強いこだわりが。キメが細かく、ハリ感があるコットンを使用しているため型崩れしにくい上に、吸水性に優れています。かごバッグの持ち手部分や、デニムのポケットからチラリとのぞかせたいアイテム。
swimmie(スイミー)
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ハンカチ専門店の「swimmie」は、「形が四角とは限らない。手を拭くだけではない。あなた自身を解放する、自由に楽しめる、そして常に身近な存在であってほしい」というコンセプトのもと、水彩画のように美しく日本の繊細なプリント、縫製技術によるハンカチを販売しています。思わず頬ずりしたくなるような、柔らかなガーゼやリネン素材のアイテムは小さいお子様がいる方も安心して使用できます。
SUNSPEL(サンスペル)
150年以上の歴史を誇る英国の高級下着ブランド「SUNSPEL」が手掛ける約52センチ四方のハンカチは、2016年から毎シーズンに数方だけ発売されている隠れた名品。柄は同ブランドのボクサーショーツから選定さているといい、華やかさと品を兼ね備えた柄はオフィスにもなじみます。丈夫で耐久性がありながら、柔らかく光沢のあるポプリン生地を使用しており、遊び心とキチンと感を両立した優秀アイテムです。
BORGO DELLE TOVAGLIE(ボルゴ デレ トヴァーリエ)
イタリアの古都ボローニャのホームリネンブランド「BORGO DELLE TOVAGLIE」。イタリア製の高級リネンを伝統的な縫製技術で仕上げており、ヨーロッパのインテリア業界でも注目を集めています。吸収性の高いタオルは梅雨の時期に大活躍。甘いフリルもナチュラルなリネン素材とダスティーカラーの組み合わせなら、肩の力を抜いて使用できます。
PASS THE BATON(パスザバトン)
現代のセレクトリサイクルショップ「PASS THE BATON」が販売するのは、製造の都合上、半端に余ってしまったハンカチ生地を集めステッチで縫い合わせた「半カチーフ」。プリントされたオリジナルグラフィックとパッケージデザインは、デザインユニット「KIGI(キギ)」(植原亮輔・渡邉良重)によるもので、半分ずつ異なった“表情”を見せてくれます。
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