週末行きたい展覧会「写真とファッション 90年代以降の関係性を探る」アンダース・エドストロームらが出展

 東京都写真美術館が展覧会「写真とファッション 90年代以降の関係性を探る」を2020年6月2日(火)から2020年7月19日(日)まで開催する。

 本展覧会では「写真とファッション」をテーマに、1990年代以降の写真とファッションの関係性を探る。写真はファッションが発展する過程において、衣服の持つ魅力を伝えるという重要な役割を担ってきた。1990年代に入り、ファッションの魅力を伝えるという枠組みを超え、人々に訴えかけるイメージを作り出す写真家や、インディペンデントなスタンスで情報を発信するファッション・カルチャー誌『Purple』が登場。新しい視点から生み出されたイメージは、現在も人々の考え方やライフスタイルにも影響を与えている。そんな写真とファッションの関係を、文化誌『花椿』の林央子編集長監修のもと、約100点の映像やインスタレーションを展示する。

 出品作家はMaison Margiela(メゾン・マルジェラ)の撮影を長年にわたって手がけたAnders Edström(アンダース・エドストローム)、1990年代より広告や『Purple』などファッション・カルチャー誌で作品を発表した髙橋恭司、Elein Fleiss(エレン・フライス)、前田征紀、PUGMENT(パグメント)、ホンマタカシ。

詳しくは東京都写真美術館公式サイトまで

アンダース・エドストローム Anders Edström
1966年、スウェーデン生まれ。1990年にパリ移住後、デザイナーのマルタン・マルジェラと仕事を始め、メゾン・マルタン・マルジェラの撮影を長年にわたって手がけた。ファッション・カルチャー誌『Purple』など、雑誌でも多くの作品を発表。主な個展に「Spreads」(Fullersta Gård、2019年)、主なグループ展に「Not in Fashion」(フランクフルト現代美術館、2010年)、「第2回恵比寿映像祭」(東京都写真美術館、2010年)、「抽象と形態:何処までも顕れないもの」(DIC川村記念美術館、2012年)、「Elysian Fields」(ポンピドゥー・センター、2000年)など。
髙橋恭司 Kyoji Takahashi
1960年生まれ。1990年代より広告や『Purple』などファッション・カルチャー誌で作品を発表。個展「夜の深み」(nap gallery、2016年)、「WOrld’s End」(nap gallery、2019年)、グループ展「Elysian Fields」(ポンピドゥー・センター、2000年)ほか。写真集に『The Mad Broom of Life』(用美社、1994年)、『Road Movie』(リトルモア、1995年)、『Takahashi Kyoji』(光琳社出版、1996年)、『Life Goes On』(光琳社出版、1997年)、『WOrld’s End』(Blue Sheep、2019年)など。
エレン・フライス Elein Fleiss
1968年、フランス生まれ。1992年から2000年初頭にかけて、インディペンデントな編集方針によるファッション・カルチャー誌『Purple』を発行。2004年から2008年まで、個人的な視点にもとづくジャーナリズム誌『The Purple Journal』を発行した。現在はフランス南西部の田舎町を拠点に、写真や文章による作家活動を行っている。
前田征紀 Yukinori Maeda
現代美術作家、COSMIC WONDER主宰。写真、立体、絵画などで自身の経験した事象を主体とした精神的な空間を表現している。主な個展に「溌墨智異竜宮山水図」(タカ・イシイギャラリー、2018年)、主なグループ展に「ヨコハマトリエンナーレ2011 OUR MAGIC HOUR―世界はどこまで知ることができるか?―」(横浜美術館ほか、2011年)など。現在は京都北部の里山にある茅葺屋根の古民家を拠点に活動している。
PUGMENT パグメント
2014年に東京で創設されたファッション・レーベル。人間の営みにおいて衣服の価値や意味が変容していくプロセスを観察し、衣服の制作工程に組み込む。ファッションにまつわるイメージと人との関係性に着目し、すでにある価値・環境・情報について別の視点を持つための衣服を発表している。主な発表として「1XXX‒2018‒2XXX」(KAYOKOYUKI / Utrecht / n id a deux、2018年)、「MOTアニュアル2019 Echo after Echo:仮の声、新しい影」(東京都現代美術館、2019-20年)など。
ホンマタカシ Takashi Homma
1962年、東京生まれ。写真集多数、著書に『たのしい写真 よい子のための写真教室』(平凡社、2009年)がある。近年の作品集に『THE NARCISSISTIC CITY』(MACK、2016年)、『TRAILS』(MACK、2019年)、『Looking Through: Le Corbusier Windows』(一般財団法人 窓研究所/カナダ建築センター/ヴァルター・ケーニッヒ、2020年)など。現在、東京造形大学大学院客員教授。

 

東京都写真美術館 (TOKYO PHOTOGRAPHIC ART MUSEUM)
住所:東京都目黒区三田1-13-3恵比寿ガーデンプレイス内
電話番号:03-3280-0099
会期:2020年6月2日(火)~2020年7月19日(日)
開館時間:10:00~18:00 ※木・金曜の夜間開館は休止、入館は閉館時間の30分前まで
休館日:毎週月曜日(月曜日が祝日・振替休日の場合は開館し、翌平日休館)、年末年始および臨時休館

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