レディースデイ何を観る? ブルース・スプリングスティーンに影響を受けた少年の物語『カセットテープ・ダイアリーズ』

 新型コロナウイルス感染拡大防止と政府方針を受け、臨時休館していた映画館が再開し始めている。NetflixやAmazon Prime Videoなど低料金で見放題の動画配信サービスは便利だけど、テレビやタブレット端末、スマホのような小さい画面で大作を鑑賞するのはもったいない。通常料金から数百円引きとなるお得な“レディースデイ”を活用して、仕事のあれこれ、恋人や友人からの連絡、SNSから解放される時間を作ってみては?

 今回おすすめする映画は、2019年のサンダンス映画祭をはじめ、多くの観客と評論家から大絶賛された『カセットテープ・ダイアリーズ』。1987年のイギリスを舞台に、パキスタン移民の少年がブルース・スプリングスティーンの音楽に影響を受けながら成長していく姿を描いた青春音楽ドラマだ。

 イギリスのルートンの小さな町で暮らすパキスタン系少年・ジャベド(ヴィヴェイク・カルラ )は16歳。夏のアルバイトを終え、SONYのウォークマンで流行のペット・ショップ・ボーイズを聴きながら自転車を走らせる彼は、この9月からハイスクールに入学する。誕生日が同じ、幼なじみの少年・マット(ディーン=チャールズ・チャップマン)は恋人ができ、日々充実した青春を楽しんでいる。だがジャベドは孤独に鬱屈を募らせていた。保守的な町の人からの移民への偏見や、パキスタン家庭の伝統やルールから抜け出したくてたまらない彼。特に古い慣習を振りかざす父親・マリク(クルヴィンダー・ギール)には内心強い反発を感じていた。人種差別や経済問題、不安な政情に揺れる時代をジャベドなりに反映させた詩を書いているが、まだ本当の“自分の言葉”を見つけられずにいた。だがそんなある日、モヤモヤをすべてぶっ飛ばしてくれる、ブルース・スプリングスティーンの音楽と衝撃的に出会い、彼の世界は180度変わり始めていく…。(公式サイトより)

マスクを着用の上、映画館に寄り道してみるのはいかが?

『カセットテープ・ダイアリーズ』公式サイトはこちら

 

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