開催延期となっていた「台湾巨匠傑作選2020」の開催日が9月に決定! 台湾権利元が作品を無償提供

 新型コロナウイルス感染症の影響で、開催延期となっていた台湾映画の特集上映「台湾巨匠傑作選2020」の新たな開催日が2020年9月19日(土)~11月13日(金)に決定した。

 本特集では、本邦劇場初公開となる台湾ニューシネマの先駆けワン・トン監督の『バナナパラダイス』の他、エドワード・ヤン監督やツァイ・ミンリャン監督四部作、チェン・ユーシュン監督作品など全33本の名作を上映する。

 なお、開催延期に伴い上映権利切れの問題が発生したため、『GF*BF』のみウェイ・ダーションの『52Hzのラヴソング』に変更になった。ほかにも、権利切れの作品があったものの、台湾と日本の関係各社の協力により、上映作品の変更は1作品のみ。

 コロナ渦におけるの日本国内の映画館の休館を知った『父の初七日』『天龍一座がゆく』のワン・ユーリン監督と、『古代ロボットの秘密』の台湾権利元から作品の無償提供をしたいとの申し出があったことも明らかに。ワン・ユーリン監督は「これらの作品の入場料はすべて上映劇場に寄付いたします。ささやかではありますが、ミニシアターの助けになれば幸いです。皆さん、お体に気をつけて、引き続き頑張ってください!」とコメントを寄せている。

 

詳しくは「台湾巨匠傑作選2020」公式サイトまで

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