映画『鵞鳥湖の夜』をサービスデイに観たい! 中国社会の底辺を描く、ディアオ・イーナン監督待望の新作

 NetflixやAmazon Prime Videoなど低料金で見放題の動画配信サービスは便利だけど、テレビやタブレット端末、スマホのような小さい画面で大作を鑑賞するのはもったいない。通常料金から数百円引きとなるお得な“サービスデイ(レディースデイ)”を活用して、仕事のあれこれ、恋人や友人からの連絡、SNSから解放される時間を作ってみては?

 今回おすすめする映画は『鵞鳥湖の夜』。2014年の『薄氷の殺人』でベルリン国際映画祭金熊賞、銀熊賞(男優賞)をダブル受賞した中国の気鋭監督、ディアオ・イーナンの5年ぶりとなる待望の新作。裏社会の男・チョウと“水辺の娼婦”として生きる女・アイアイを中心に、中国社会の底辺で生きる人間模様を描いたサスペンスだ。

 中国南部。じっとりと雨が降りしきる夜、警察に追われているバイク窃盗団の幹部チョウ・ザーノン(フー・ゴー)が、郊外の駅の近くで妻のヤン・シュージュン(レジーナ・ワン)の到着を待っていた。しかし胸に深い傷を負っているチョウの前に現れたのは、赤いブラウスをまとった見知らぬ女だった。彼女はリゾート地である鵞鳥湖の娼婦リウ・アイアイ(グイ・ルンメイ)。なぜシュージュンの代わりに、美しくも謎めいたアイアイがここにやってきたのか。しばし用心深く互いの真意を探り合ったのち、チョウは重い口を開き、自分の人生が一変した2日前の出来事を語り始めた……。(公式ホームページより)

 映画『スパイの妻』で、第77回 ヴェネチア国際映画祭 銀獅子賞(監督賞)を受賞した黒沢清監督は、「ベルトリッチと清順と、そしてゴダールまでもが混在した実に挑戦的な映画だが、何よりこの場所で撮ることの喜びと、この人たちを撮ることの熱気が全編に溢れかえっている。若々しい。映画とは本来こうでなければならない。中国映画が今まさに絶頂期を向かえようとしている証のような一本だ」と絶賛のコメントを寄せている。

マスクを着用の上、映画館に足を運んでみるのはいかがでしょうか?

詳しくは『鵞鳥湖の夜』公式ホームページまで

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