毎月1日は“映画の日”です。動画配信サービスの便利さも手伝って、過去の名作にアクセスする機会が増えているのではないでしょうか。計算され尽くした監督や演出家のこだわりがつまった名作のワンシーンは、どの作品も絵になるものばかり。
今回は、何枚持っていても困らず、思わずコレクションしたくなる“映画”Tシャツを紹介します! オンラインストアで購入可能な商品もあるので、気になった方はチェックしてみてください。
1.『アングスト/不安』(1983年)/ジェラルド・カーグル監督

不安Tシャツ デザインA(税込3,000円)

不安Tシャツ デザインC(税込3,000円)
現在、公開中の『アングスト/不安』の公式Tシャツが、シネマート新宿とシネマート心斎橋で販売中。本作は実在の殺人鬼ヴェルナー・クニーセクをモデルに、殺人鬼K.の異様な行動と心理を描いたスリラーです。ショッキングすぎる内容により、本国のオーストリアでは1週間で上映打ち切り、他ヨーロッパでも上映禁止、イギリスとドイツではビデオの発売も禁止になったとか……。
“不安Tシャツ”と命名されたTシャツは3種類のラインナップ。返り血を浴びて興奮するK.のビジュアルを使用したデザインA、「私は撃ちました」「私が正常でないことはわかっています」などK.が担当医に宛てた手紙がプリントされたデザインB。「俺の獲物ども」「己の空想を自由に解き放ちたかった」といった過激な言葉と“過激すぎて”非公開の劇中写真がプリントされたデザインCが用意されてます。
詳しくは『アングスト/不安』公式サイトまで
2.『パリ、テキサス』(1984年)/ヴィム・ヴェンダース監督
bonjour records(ボンジュールレコード)から、ロンドンのブックストア・IDEA BOOKS(アイディア・ブックス)とヴィム・ヴェンダース監督のコラボレーションしたファッションアイテムが発売になりました(既報)。ヴィム・ヴェンダース監督の代表作として知られる『パリ、テキサス』、『ベルリン・天使の詩』、『都会のアリス』にフィーチャーしたTシャツやパーカは必見。
3.『ザ・ガーデン』(1990年)/デレク・ジャーマン監督
国内外からセレクトしたデザイナーズを始め、古着も幅広くセレクトしているブティック・Sister(シスター)。洋服だけではなく古書のセレクトに加えて、アートフォトブック、映画関連のグッズも販売しています。
現在、同店ではデレク・ジャーマン監督の『ザ・ガーデン』をフィーチャーしたTシャツの予約を受付中。カラーはピンク、ホワイト、ブラックの3種類で、肩が落ちたボディはファッションアイテムとしても優秀。『ザ・ガーデン』は、現代における救世主降臨の神話を描いた、デレク・ジャーマン監督の黙示録ともいえる作品です。
詳しくはSister公式サイトまで
4.『シャイニング』(1980年)/スタンリー・キューブリック監督
本作は、スタンリー・キューブリック監督が手掛けたホラー映画の金字塔。忘れがたい印象を残した一卵性双生児の“グレイディ・ツインズは”映画公開から40年経った現在でも色あせず、Tシャツは人気アイテムに。ちなみに、現在双子のリサ&ルイーズ・バーンズ姉妹はロンドンに在住し、なんと52歳。二人とも映画出演は『シャイニング』のみで、その後は一般人として生活を送り、リサは文学、ルイーズは微生物学者として活動しているそうです。
5.『トレインスポッティング』(1996年)/ダニー・ボイル監督
アーヴィン・ウェルシュの同名小説を映画化したもので、スコットランドを舞台に、ヘロイン中毒の若者達の日常が斬新な映像感覚で生々しく描かれ話題になりました。ユアン・マクレガーと蛍光オレンジが印象的なポスターは公開以来、人気を集めTシャツになっています。
また、渋谷・シネクイントの復活2周年を記念して、現在再上映中。「ミニシアターブームよ、もう一度」をテーマに、90年代~00年代にかけて渋谷のミニシアターをけん引した名作として、『トレインスポッティング』が上映されています。すでにファンの方も、再上映でファンになった方も、ぜひTシャツをチェックしてほしいです。
詳しくはシネクイント公式サイトまで
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