移り変わりの激しい街・自由が丘で26年もの間、多くの人に愛されてきた雑貨店・six 自由が丘が、2020年6月28日(日)に閉店することがわかった。
半地下の店内には、今ではなかなか見ることがないタイプライターや、パリの蚤の市で見かける古いキーホルダーなどがところ狭しと並んでおり、まるでおもちゃ箱のようなお店である。
90年代後半の『Olive』(マガジンハウス)では、読者が好きなお店として同店を挙げ、若い世代は輸入ステーショナリーのユニークさやかわいらしさ、楽しさを同店に教えてもらった。
20年ほど前の自由が丘といえば、チルドレンミュージアムをはじめ、インポートものの雑貨や子ども服のお店が立ち並んでいたが、今はチェーン店の飲食店や洋服屋ばかり。そんな中、six 自由が丘は“昔ながら”を守りつつも、常に目新しい商品を展開し、ファン層を拡大し続けてきた。
自由が丘での実店舗の閉店は残念だが、「これからも進化を続けます」とのこと。セレクトアイテムはさらなるブラッシュアップをはかり、新たなスペースでの展開も企画するほか、ECサイトはリニューアルオープンを予定。詳細は追ってお知らせするという。続報を待ちたい。
以下、コメント全文
【six 自由が丘 閉店のお知らせ】
日頃より、six 自由が丘へご来店いただき誠にありがとうございます。
突然のお知らせではございますが、この度『six 自由が丘』は諸般の事情により、2020年6月28日(日)をもちまして自由が丘の実店舗を閉店させていただくこととなりました。
1994年1月17日のオープンから26年間、長きに渡ってたくさんのお客様へご愛顧いただきましたこと、心より御礼申し上げます。
ヨーロッパを中心としたインポート・ステーショナリーをはじめ、ポスターやインテリア雑貨、時計やアクセサリーなど、海外で買い付けたヴィンテージやデッドストックアイテムを、独自の目線でセレクトし取りそろえてきたsix。「いつまでも愛される新しい老舗」をコンセプトに、人とものとの出会いを創造する空間として、自由が丘の半地下で営業をしてきました。
自由が丘での実店舗は一度その幕を下ろしますが、sixはこれからも進化を続けます。
セレクトアイテムはさらなるブラッシュアップをはかり、新たなスペースでの展開も企画するほか、ECサイトはリニューアルオープンを予定しております。
sixの今後につきまして、詳細は追ってお知らせさせていただきますので、ぜひご期待いただけますと幸いでございます。
新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言を受け、現在臨時休業させていただいております。
営業の再開につきましてはこちらでお知らせいたします。
不安な日々が続く時節、皆様におかれましてもどうぞお身体にお気をつけてお過ごしください。
six 自由が丘公式サイトはこちら
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